はじめに
OutlookカレンダーをSana Agentsと連携することで、ユーザーはSana Agentsのノートテイカー機能を利用できるようになります。ノートテイカーは、会議を自動的に録音・文字起こしし、会話内容を要約して分かりやすい形式で提供する機能です。これにより、会議に参加できなかった場合でも、参加者全員が重要なポイントを把握し、情報を共有することができます。
この連携を行うには、まずOutlookの管理者がSanaアプリを信頼済みとしてマークし、必要な権限をアプリケーションに付与する必要があります。その後、各ユーザーが自分自身でプライベートインテグレーションの設定を行うことができます。
インテグレーション設定
Sana AgentsをOutlookカレンダーと連携するには、以下の手順を実施してください。
Sana Agentsアカウントにサインインします。
プラットフォームの「インテグレーション」セクションに移動します。
Outlookカレンダーのオプション横にある「接続」をクリックします。
Sana Agentsが会議に参加できるよう、カレンダーへのアクセスを許可する画面の指示に従います。
Microsoft管理者の場合は、「組織を代表して同意する(Consent on behalf of your organization)」を選択すると、すべてのユーザーがこのインテグレーションを接続できるようになります。
スコープと権限
カレンダーインテグレーションの設定に必要な権限は、「カレンダーの閲覧」と「ユーザー情報の取得」です。
データの取り扱いとプライバシー
Sana Agentsはデータのセキュリティとプライバシーを最優先しています。Sana Agentsがアクセスするすべてのデータは、転送中および保存時の両方で暗号化されます。Sanaは、お客様のデータを基に言語モデルの学習を行うことはありませんので、情報のプライバシーが確保されます。また、Sana Agentsは各インテグレーションのカレンダー権限を尊重し、ユーザーが許可されたデータのみにアクセスできるようになっています。Sana AgentsはISO 27001認証取得済みで、GDPRにも準拠しており、最高水準のデータセキュリティを遵守しています。
サポートおよびお問い合わせ先
Sana AgentsやOutlookカレンダー連携に関する詳細は、[email protected] までメールでお問い合わせください。